将棋よろず屋の徒然日誌

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zoom RSS 荒木君が初優勝

<<   作成日時 : 2017/02/07 07:51   >>

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 第42回埼玉県小学生名人戦を1月29日、さいたま市浦和区のカルタスホールで行った。103人が5クラスに分かれて熱戦を繰り広げている。

 県代表選手を決めるA級には15人が参加。まずは4組に分かれて、2勝通過2敗失格の予選を行った。予選突破者8人は本戦トーナメントへ、予選落ちの7人は敗者リーグ戦へそれぞれ進むシステムである。
 予選1回戦で本命の菅原君が仲津君に敗れる大波乱が起きた。前日のドラで体調不良を訴えていた菅原君。朝は「もう大丈夫」ということだったが…。
 菅原君はその後、2連勝で突破。そのほかも微妙なところはあったが、まずまず予想通りに有力選手が勝ち進んでいる。

 ▽準々決勝
  荒木〇−杉本
  井口〇−菅原
  松村〇−仲津
  高井〇−吉田

  準々決勝は予選連勝者と2勝1敗の選手が当たるように抽選した。ここで菅原君が3年の井口君に敗れた。再び大波乱が起きている。
 昨年、大本命の上田君は予選で菅原君に敗れたが、立て直して準決勝で雪辱して優勝している。今回の菅原君は立て直すことができなかった。やはり小学生は修正するのがなかなか難しいようだ。
 菅原君は小江戸名人戦で大人に交ざり優勝、研究会で奨励会員を連破するなど、力量ではトップだったはず。ただ、将棋は技術が上なだけでは、大会でなかなか勝てない。技術がもちろん一番大きい要素だが、体調、気合、心の持ち方などの充実も必要だ。今回の敗戦は本人にとって痛かったが、貴重な経験となったはず。何年か後に「あの時の敗戦がいい薬になった」と明るく振り返れるようにしてほしい。

 ▽準決勝
 荒木〇−井口
 松村〇−高井

 準決勝はともに5年と3年の対戦となった。荒木−井口戦は相振り飛車から難しい戦いに見えたが、ポカが井口君に出たようで攻めが切れてしまった。
 松村君は予選と同様に高井君に完勝。高井君は最近になって終盤力がかなりついてきているが、これだけ差をつけられたらどうしようもない。

 ▽決勝
 荒木〇−松村
 ▽3位決定戦
 井口〇−高井

 決勝は5年生同士の対戦となった。松村君は小学生王将戦で3年、5年の時に代表になっている。J:COM杯さいたま大会でも活躍しており、今回の対抗馬と思われた。菅原君敗退で、自分が本命になったと思っただろう。
 荒木君が低学年の頃から私は才能を買っていたが、ここまでA級で入賞したことはない。ただ、参加15人でドラレーティングを持っているのは9人、菅原君に続いて2番目に点が高い(1番とは差があるが)。こちらは無欲の戦いができる立場である。

 決勝戦は私が棋譜を取った。荒木君の石田流に対して松村君は中飛車左穴熊に構える。荒木君が作戦勝ちしたが、その後、隙をつくっていまいと金をつくられてしまう。ここから荒木君がうまく指した。松村君が勝負手を逃したこともあるが、荒木君の駒が躍動していく。最後も緩みなく寄せて、栄冠を獲得している。荒木君にとっては将棋センスをフルに発揮できた会心譜だったのではないだろうか。

 松村君は無念の敗戦。実力は上と思われるが、一発勝負は何があるか分からない。松村君も菅原君と同じく学んだのではないだろうか。この敗戦を無駄にしてほしくない。
 荒木君は3月18、19日に東京で行われる東日本大会に出場することになった。まだ日数があるので、実力の底上げを図ってほしい。才能はあるのに欲があまりなかった荒木君、今は貪欲に鍛えてほしい。

 3年同士の3決は井口君が勝利。昨夏一緒に倉敷に行った2人は妙に馬が合うようだ。22日の彩の国名人戦の時も今回もそうだったが、大会終了後に仲良くサロンに行っている。タイプは大いに異なるので、なんだか面白い。
 自分の子ども時代にはこういうライバルはおらず、うらやましく感じる。なお、私が小学生で群を抜いていたということではなく、小学生で一般大会に参加する子がそもそも私しかいなかった。小学生大会も京都では存在しなかった。
 サロンで再び、両者が対戦。今度は高井君が勝った。この結果、第40期レーティング戦(12〜1月)は177点を上げた高井君が1位となった。2位は井口君で147点のアップ。両者の勝敗が逆だったら井口君が1位だったので、これも結果的に大きな勝負だった。

 敗者リーグ戦は大間君が優勝して図書カードをゲットした。彩の国小学生名人戦ではB級で1不戦勝4敗という結果だったので、まさに大躍進である。エントリーしてきた時は最後の小学生名人戦で記念的な出場かと思ったが、大きな誤りだった。この調子で腕を上げていってほしい。

 最終結果は次の通り。
 @荒木航(さいたま岸町5年)A松村亮汰(所沢明峰5年)B井口雅仁(草加花栗南3年)C高井柊輔(川口飯塚3年)D菅原陽仁(川口戸塚東4年)▽敢闘賞 大間悠生(行田中央5年)
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 B級は25人が参加。昨年11月の彩の国小学生名人戦B級で4位(上位は東京・神奈川の選手)に入った片岡君が5連勝で優勝を飾った。
 注目していたのは6人が出場した2年生の争い。今年の小学生王将戦低学年の部を占う戦いでもある。結果は清本君が6位で最上位だった。昨年6月の小学生王将戦でも3位だったので、2年生の中ではトップランナーということになる。
 前日のドラで9連勝(A級選手を2人破った)した三好君(2年)はまさかの不振。父上は「魔法が解けてしまいました」と苦笑い。詰将棋力をベースにした終盤力は確かなものがあるので、次の大会で頑張ってほしい。結果は次の通り。サロン教室関係では5位に相馬君、7位に仲條君、8位に林君が入っている。

 @片岡泰生(朝霞六5年)A松尾徠斗(加須5年)B坂本育真(さいたま芝原3年)C大木瑛洋(さいたま尾間木6年)D相馬隆広(行田南河原5年)E清本飛鳥(戸田新曽北2年)F仲條雄哉(さいたま西原6年)G林啓太(蓮田黒浜2年)
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 20人が参加したC1級は安野君が5連勝で優勝を果たしている。準優勝はサロン初級者教室の渋谷君。この活躍で渋谷君は1級に昇級させた。今後はB級以上での参加になる。3位には日曜にサロンによく来る中内君が入った。渋谷君、中内君は安野君に敗れただけの4勝1敗だった。結果は次の通り。

 @安野禪(戸田南4年)A渋谷航太朗(久喜桜田5年)B中内智也(川口在家3年)C神崎柚人(行田泉4年)D三村和人(同)E藤原蒼空(ふじみ野東原4年)
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 C2級は人数が増えたので赤青2ブロックに分けた。結果は次の通り。
 ▽C2級赤…@深田真央(三郷前谷6年)A橋本葵生(さいたま芝原1年)B長沢悠大(川越新宿3年)C大塚成(草加氷川3年)D遠藤優太(上里賀美6年)E山ア泰志(さいたま仲本6年)
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 ▽同級青…@蘇武伸之輔(所沢和田4年)A村永義裕(狭山富士見2年)B宍田蓮(川口戸塚南3年)C高橋悠介(熊谷三尻5年)D山本満喜(さいたま道祖土1年)E平岡晃汰(川口安行3年)
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 1年の橋本君が準優勝。さいたま芝原は坂本・橋本の6年生コンビが抜けるが、それぞれの弟が今回活躍(坂本弟はB級3位)しており、これからが楽しみだ。なお、この日のサロンの日曜トーナメントは橋本兄が制している。1月で8回の休日トーナメントを行ったが、小学生が優勝3回、準優勝5回で連対率5割である。延べ8人のうち、菅原君が優勝、準優勝を1回ずつで、残りの6人は全て顔触れが違っている。

 大会途中で千葉県予選の結果が入ってきた。高坂君が優勝である。やったね、おめでとう。これでドラ経験者の代表は石川、埼玉、千葉で3人となった。茨城や群馬などでも続いてほしい。東日本大会初日の3月18日は応援しに行くことにした。というわけで、同日のドラはお休み、道場を営業する。

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