珍局ランク2位

 今回は恒例のよもやま話集である。

 ☆驚いた
 先日の日曜日、社会人1年目のKさんがサロンに来席した。強そうな雰囲気なのでネットで確認してみる。大阪の某大学の将棋部員で、前年に将棋部の部長を務めている。昨年春に与野に来たIさん(彼も部長)と同じ大学で1学年下になる。聞いたところ、この前日に2人で会っていたそうだ。

 大阪の大学で、言葉も関西弁なので、出身を確認してみる。
 K君「京都です」。
 小島「えーそうなんだ。自分も京都だけど京都のどこですか?」。
 K君「山科です」。
 私と同じで驚いた。京都出身者とは今までに何人も会ってきたが、サロン以外を含めても山科区出身と初めて会うかもしれない。さらに聞くと、どうも私の実家から徒歩20分ぐらいということで、同じ区の中でも結構近い方だ。
 一局指してもらってから、今度は学校を聞いてみた。
 小島「高校はどちら」。
 K君「高槻です」。
 小島「そうなんだ。同じだよ」。
 K君「先輩ですね」。
 小島「小学校は?」。
 K君「ノートルダムです」。
 これも同じである。こんなことあるんですね。幼稚園はさすがに違っていたが、妹と同じだった。

 ちなみに京都のノートルダム学院(小学校は共学、中・高・大学は女子校)はドイツがルーツで、先日火事になったパリの大聖堂とは流れが違うようだ。

 ここまで書いて数日置いておいたら、京都から来たという人が昨日サロンに来席。京都のどこかと聞いたら、やはり山科だった。こちらも実家から歩いて20分ぐらい(方向は違うが)の圏内である。ただし出身というわけでなく石川県から大学入学後に山科に住んだとのことである。それにしても偶然が続くものである。

 ☆チョンボ連発
 9日(火)は通し番。火曜教室の準備を開店前に用意する。同教室は4時から6時半までで5~8級者が対象。局面指定で対局させるなど、ほかの教室よりも遊びの要素が少なく厳しくやっている。というわけで4人前後と参加数は少ない。
 4時になっても誰もやってこない。そもそも人数が少ないので1人以下という可能性もあるなと思っていた。4時半になっても誰も来ない。「これはもしかして」と思って(遅い)、勤務表を確認したら、教室休みの日だった。まあ、用意したものは翌週使えるからと自らを慰める。

 12日(金)は金曜教室のみ。3時半ごろサロンに顔を出すと、橋浦さんに「きょうは教室休みのはずですが」と指摘される。確認したら、その通りである。1週間で同じチョンボを2度するとはお粗末だ。誰にも迷惑を掛けていないが、予定が大いに狂った。まあ、教室のある日に来ないよりはだいぶいいのだが…。

 ☆珍局
 道場のオーナーになってから、すごい将棋(あまり良くない意味で)を見ることが増えた。打ち歩詰めも過去に1回しか見たことがなかったが、大宮将棋センター時代(9年間)に3、4回見た。初級者教室では玉が駒台に載っているのは日常茶飯事(13級以下は5割ぐらいの頻度かもしれない)である。

 そんな中で歴代1位の珍局はA三段(小学生)-B四段(シニア)の一戦である。
 A君が相手の玉を取って駒台に載せる。これならそんなに珍しくもないのだが、この後30手ほど早指しで続いたのだ。途中で気付いたが、ぼう然として声も出せずに観戦していた。A君は相手の攻めを丹念に受ける。相手玉が存在しないので、攻め合う気にもならないのだが…。
 攻めが切れたBさんは手を止め、「さて、ひとつ受けておこうか」と自陣に目をやった。そこで驚きの表情を浮かべる。(どこだ、どこだ)あれ、自分の玉がない!
 ここで私が「(A君の駒台を指して)だいぶ前に取られているんですよ。(A君に向かって)なんで指し続けるの?」と声を掛けて終局となった。Bさんの驚愕の表情が今でも忘れられない。

 最近2位にランクインされる将棋があった。日曜トーナメントのC君(小学生)-Dさん(シニア)である。
 少し奥で指されていたのだが、トーナメントの運営の都合で状況を見にいったら最終盤である。図の局面で先手側は受けがない。ここから次のような流れになった。
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 ①Dさんは▲8五金と打つ
 ②さらに▲9七桂打と打つ(2手指し)
 ③ここで秒読みになっていたDさんの時間が切れる(時間切れ)
 ④これでは2手指しと思ったのか、Dさんは下記の行動に出る
 ⑤8六の玉を自分の駒台に載せる
 ⑥8五の金を8六にずらす
 ⑦ここで私が「これは反則ですね」と声を掛ける(「時間が切れてますね」と言った方が良かったか)
 ⑧Dさん、憤然と「いや、反則じゃない」と主張
 ⑨「自分の玉を自分の駒台に載せて、反則でないと言われても」と言って私は苦笑い
 ⑩Dさんは駒台の玉と8六の金を入れ替える(結局、図から▲9七桂打とした局面に)
 ⑪C君、ちょんと△9六金の1手詰
 ⑫無事に終局となった
 玉が相手の駒台でなく自分の駒台にあるのが斬新なところ。これでOKなら間違って打たない限り、かなり負けにくい(持将棋判定負け、ほかの反則の可能性はあるが)。書いているうちにこちらが1位ではないかと思うほどだ。 
 
 ☆ゴールデンウイーク
 ゴールデンウイーク(4月27日から5月7日)までの10日間のサロンの予定は次の通り。
 27日(土)…休業日(ドラの穴教室開催、社団戦研あり)
 28日(日)…営業(初級者教室あり、カルタスでアマ竜王戦初日)
 29日(祝)…営業(アマ竜王戦2日目)
 30日(祝)…営業(火曜教室休み、大宮研あり)
 1日(祝)…営業(水曜ですが営業します)
 2日(祝)…営業(カルタスで中学生竜王戦)
 3日(祝)…営業(金曜教室休み、カルタスで小学生竜王戦)
 4日(土)…営業(ドラの穴教室は休み)
 5日(日)…営業(初級者教室あり、支部例会あり)
 6日(祝)…営業
 10日間で休みは初日の27日のみ。あとは全て営業で11時開店。休日トーナメントを開催します。

 ☆ドラ表彰
 4月13日に2019年度最初のドラの穴教室を行った。師範の木村一基九段の直筆扇子を獲得したのは次の通り。なお20日のドラはお休みなので、ご注意ください。
 ▽最多出席賞
  ①國井勝太、田中崚 37日(全40日)
 ▽レーティングアップ賞
  ①飯田蒼一朗 +217②高井柊輔 +216
 田中、飯田、高井君が扇子をゲット。國井君は2年連続受賞ということで、扇子でなく棋書を獲得している。

 ☆コスパ
 写真が少ないのでおまけとして載せる。東十条のモツ焼き屋の煮込み。ユズの香りがたまらない。300円で食べられるものとしてはかなり優秀と思っている。
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