ドラへの道㉙大学2年生編・その2

 当時の早大将棋部の部室は現在の部室(1度しか行ったことがないが)よりやや広めだったが、20人も入れば満員になる。暑苦しい中で指したのも今では良い思い出である。
 対局は部内リーグ戦が中心で、あとは練習将棋となる。リーグ戦は真面目な戦いとなるが、それ以外は人にもよるが、ちょっと真剣味は少なかった。
 入部当初、「パンツ!」「パンチョス!」という声が聞こえてきて、「どういう意味?」と不思議に思ったものだ。確認すると両取りの桂を着手する際に発せられるという。いわゆる「ふんどしの桂」である。「ふんどし」が「パンツ」に変わり、「パンツ」ではお下品と思ったのか「パンチョス」という似た言葉を代用した。「パンチョス」はスペイン語で太った男性の愛称のようだ。いずれにしても上品とはいえない世界。今の現役部員はそんなこと言わないと思う。
 ところで2日放映のNHK将棋講座で駒を使った手筋を紹介していた。初級者教室のおやつタイムで2、3人の子と一緒に見ていたら、両取りの桂が登場。
 小島「これはふんどしだね(笑)」。
 子どもたちは意味が分からず無反応。そうして見ていると解説の都成竜馬五段が「ふんどしの桂」と説明したのにあんぐりとした。公共の電波しかもNHKで…。もっとも「ふんどし」は放送禁止用語でもなく問題はないか。
 慌ててサロンの本棚にある初心本を2冊確認したが、ともに「両取りの桂」となっている。将棋連盟が「今後はふんどし名義でいくぞ」ということなのだろうか。「庶民的でいい」という意見もあれば、「品がない」という声もあるだろう。私は「パンチョス」を推進したい(冗談です)。
 ちなみに「ふんどしって何か知ってる」と周りの子ども2人に聞いたら、小2は分からず、小6は分かっていた。

 新1年生では小川千佳夫君が強いという話を聞く。ただ、リーグ戦の前になっても会ったことがなかった。どうもすれ違いになっている。部内新人王戦は優勝したが、個人戦では早めに負けたようだ。私が会って彼の対局を観戦していれば、今後の進展は大きく変わっていただろう。

 何月に開催したか忘れてしまったが、武蔵工大、立教大(たぶん)などの三大学(もう1校は忘れてしまった。東大や慶応ではない)を早大に招いて対抗戦を行った。
 ※立教は正解、もうひとつは中大でした。なお6月23日開催なので、学生名人戦の後に入れなくてはいけなかった。
 私は黒縁メガネの真面目そうな武蔵工大の大将に完敗を喫している。ミマグマで有名になった美馬和夫さんである。当時の美馬さんは穴熊をやらず、正統派だったかどうかはあやしいが居飛車党だった。武蔵工大はこの時点でB2級だったが、この後台頭していく。
 美馬さんとは長い付き合いになる。関東アマ本大会で酒を飲みかわすのが楽しみである(今年は残念)。敬愛する他大学の先輩のひとりだ。
 この対抗戦の美馬さんに負けた以外の結果は全く覚えていない。あまり良くなかったという気がする。そして運命の春季リーグ戦がやってくる。

 写真は大宮ナポリタン。スプーンはカレー用のものなので、結構量はある。
ナポリタン.JPG 

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