ドラへの道㉚大学2年生編・その3

 関東春季リーグ戦は5月7、14、21日に東洋大学白山校舎で行われている。1回戦は入部以来2度目の早慶戦だった。
 慶応は2年前の高校選手権男子団体戦を制した慶応義塾高校のメンバー3人(柏原、村松、長谷川)が主力。私は1年の長谷川君と対戦して勝利を収めた。長谷川君はこのリーグ戦以降、姿を見なくなった気がする。センスある将棋だったのでちょっと残念だ。昨秋には私が敗れて3-4負けだったが、今回は4-3で雪辱している。1回戦では4連覇中の東大が昇級したばかりの東海大に敗れる波乱があった。
 初日を終えて1勝1敗(個人は2勝)でまずまずのスタートを切った。今なら考えられないことだが、この時は残留が当面の目標である。

 2日目の初戦(3回戦)で信じられないことが起こった。レギュラー選手のひとり(誰か全く忘れたが)がメンバー表交換の時間になっても来ない。集まったのはレギュラー6人と応援数人。当時は出場しない選手はあまり応援にも来なかった。
 今は知らないが、当時のリーグ戦では各大学が盤、駒を持ち寄る。同期のI君は盤駒運搬のメンバー(1、2年生が中心)だったが、応援の中では一番強いだろうということで出場することになった。
 今はできないはずだが、当時のメンバー表は空白にしておけば後から自由に書き込めた。I君は一番上に書き込まれ、半年前に学生王将になった内藤真明さんと大将戦を戦っている。I君は惨敗を喫し、チームも3-4で敗れた。
 4年以下と5年以上の連携が悪かったのか。原因はよく分からないが、最悪に近い事態である。2日目は1勝2敗(個人は2勝1敗)。東大戦で個人戦に続いて奥村幸正さんに敗れている。

 これは危ないと思って臨んだ最終日だが、連敗(個人は2勝)して2勝5敗(勝ち数19)で終了した。あとは日大―明大戦の結果を待つのみ。ここまで日大は勝ち点1、勝ち数15、明大は勝ち点2、勝ち数17だった。途中で慶応が敗れて慶応の降級が決定。日大の4-3勝ち以外は早大が残れる状況となった。
 日大―明大戦の残り2局を見守る。友達でも教え子でもない対局者の将棋をこれほど熱く見たことはなかった。結果は日大の4勝3敗で無念の降級となる。
 最終結果は⑤明大 勝ち点2・勝ち数20⑥日大 勝ち点2・勝ち数19⑦早大 勝ち点2・勝ち数19。日大と早大は並んだが前回順位で日大が上である。日大が5-2で勝ってくれれば、明大の勝ち数は19で、今度は前回順位が上の早大が残れていた。
 唯一の目を食らって、陥落が決まった。ただ、2日目のようなお粗末をしてしまうチームが落ちるのは仕方なかったともいえる。私は6勝1敗でまずまずの成績だったが、三将ぐらいで出ることが多かった。もっと相手のエースまたは副エースを倒しにいくようでないとまずかったと思う。春季個人戦で32強に7人残ったことで、ちょっと油断していたかもしれない。危ないとは感じていたが、実際に落ちるとは思っていなかった。
 この無念の陥落により早大将棋部、私個人も改革しなくてはならなくなっている。苦しい闘いがここから始まった。

 最終戦の東大戦に敗れたが、中大が6勝1敗で優勝している。粒揃いのメンバーに永田雅信君という1年エースが加わり、充実した。もっとも永田君は大将で結構負けていたが。
 東大は岡和田剛さん、井堀周作さんらが抜けたが、谷川俊昭さん、深井一伸さんが健在。奥村幸正さんの参入もあり、力は一番あると思えたが、東海、慶応(慶応は唯一の勝利)に敗れて2位だった。

 写真はさいたま新都心のパティスリーで買ったスイーツ。
アングランパ.JPG

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