4回目の詰将棋解答選手権

 第13回詰将棋解答選手権初級戦・一般戦(さいたま会場)を9日、さいたま市浦和区のカルタスホールで行った。さいたま開催は今回で4回目となる。カルタスホールの使用は初めて。

 午後1時半開始の初級戦には27人(社会人9人、高校生1人、中学生7人、小学生10人)が参加。過去3回は19人、12人、22人だったから最多記録となった。
 4分23秒で正道君が昨年に続いて一番乗り(公式記録は秒単位切り捨てなので4分となる)。2番手は瀧田君の4分48秒だった。上田君は5分35秒で昨年同様3位。ここまでの3人は全問正解だった。昨年より問題が少し平易だったので、もっと記録が早まるかと思ったが、予想ほどではなかった。

 結局、27人中20人が制限時間(40分)内に提出して13人(高校生1人、中学生4人、小学生8人)が全問正解だった。4回目にして初めて全問正解者率が5割を切っている。ここまで19分の11、12分の7、22分の11だった。ただ、それだけ下級者が足を運んでくれたということで、良いことなのかもしれない。全問正解者は次の通り(タイム順、敬称略)。

 ①正道直②瀧田大昂③上田琥珀④天藤淑一⑤宇田紫音⑥村上千紘⑦菅原陽仁⑧村上由宇⑨荒木航⑩村崎祐太⑪名児耶幸範⑫遠藤奨太⑬井口雅仁
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 午後3時10分開始の一般戦は24人(社会人9人、高校生1人、中学生7人、小学生7人)が参加した。初級戦から6人が抜けて、3人が新たに加わっている。昨年は25人参加だったので1人減となった。ただ、合計の参加数は51人で最多記録である。

 一般戦から参加の有吉さんが14分43秒で突破。さすがは詰将棋作家である。私が学生時代に、有吉さんを早大将棋部の部室でお見かけしたことがある。当時は学生王座戦3連覇という黄金時代だったが、詰将棋もかなり盛んだった。有吉さんのほかに河田達水さん、角健逸さん、山村浩太郎さん、そして橋本孝治さん(ミクロコスモス!)といった詰将棋作家がそろい、解く方でも小川千佳夫さんが解答番付で優秀な成績を挙げていた。

 2番手は昨年の小学生準名人の正道君で19分50秒。今年も東日本代表で決勝大会(4月17日)に勝ち進んでいる。「昨年より一つ多く勝ってね」と励ましている。

 3番目に出した山崎君(21分32秒)はひどい誤記があったため、いったんは25点とした。大会終了後に柳田実行委員長に説明したところ、「明らかに正解手順は分かっている」ということで満点に修正した。というわけで速報や今回の写真には載っていない。山崎君、ごめん。

 7人が60分の時間内に提出。結局、この7人(社会人3人=一般戦から来た、高校生1人、小学生3人)は全問正解だった。過去3回で全問正解者は1人だけだったが、今回は一気に増えた。これは予想していた通りで、問題がかなり易しくなったと思う。難易度の調整は難しいところだろうが、もうちょっと悩ませても良かったかな。
 全問正解者は次の通り(タイム順、敬称略)。菅原陽仁君の詰棋力アップが目覚ましい。ドラに来始めた頃(1年前)の早解き競争とは大違いである。

 ①有吉弘敏②正道直③山崎和也④上田琥珀⑤菅原陽仁⑥佐藤啓⑦天藤淑一
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 体よろよろだったが、どうにか無事に終えることができた。採点、設営などで協力してくれた藤本裕行さん、上田君母らにあらためて感謝したい。

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