ドラへの道㉘大学2年生編・その1

 昭和53年4月4日の夜、私は後楽園球場(現東京ドーム)の外野席にいた。巨人戦ではなく、ファンだったキャンディーズのファイナルコンサートに出掛けている。「普通の女の子に戻りたい」という迷セリフを残して引退した彼女らの最後のイベントにぜひ行きたかった。私としては珍しく面倒な作業(大したことはないけど)を踏んでチケットを入手している。
 外野席から見た彼女たちは豆粒のようなもの。ビジュアル的にも音響的にも良くなかったけど、記念のコンサートに参加できたことで満足した。なお3人はキャンディーズとしては復活しなかったが、2人は女優、1人は歌手(1曲歌って引退)として戻っている。やはり普通の女の子にはなれなかったようだ。

 早大将棋部は8年、7年2人、6年、5年5人ぐらいが卒業して、一気に平均年齢が下がった。1年も大勢入っている。ただし、超大物新人の参入はなかった。

 関東春季個人戦はゴールデンウイーク中の3日間に行われた。はじめの2日間は東洋大学が会場である。初日は前回優勝ということでシード選手、2日目からの登場となった。
 本戦1、2回戦は順当に勝ってベスト16入り。3回戦で対戦したのが、奥村幸正さん(東大)だった。名前を聞いたことがないが、雰囲気からしてただならぬ相手と判断する。結局、完敗だった。相手の力量が上と思わざるを得ない。
 奥村さんは武蔵高校からいったん早大生になったが、しばらくしてから東大を受け直している。大学の学年では1年上だが、年齢は5歳上になる。武蔵高校-東大将棋部というラインでは深井一伸さん(1年の時に3回当たった)、金子タカシさんがいる。奥村さんは深井さんの高校の先輩だが、大学では後輩というややこしい関係である。金子さんは元アマ竜王と説明するよりも、子どもの保護者には「寄せの手筋200」の著者と言う方が分かりやすい。
 奥村さんは現在、新座市在住。平成2年には第7期全国アマ王将戦を制している。アマ王将になったときもそんなに大会に出ているという感じではなかったが、やるぞと思った時の集中力はさすがである。

 ベスト32の表をあらためて見て、驚いた。32人で中大4人、東大、理大3人、東洋、明治、法政、日大、武工大2人が残る中、早大勢は7人も残っている。この時は総合力がないと思っていただけに意外な数字である。

 結局、深井さんが決勝で堀井邦明さん(理大)を下して2度目の優勝である。前回、私に負けた両者だが、さすがに強い。
 奥村さんは準々決勝で永田雅信さん(中大)を破ったが、準決勝で堀井さんに敗れている。永田さんが早大春季合宿に来た話は1年生・その8で書いた。永田さんは本戦2回戦で強豪・加藤章司さん(東洋大)に勝って実力を証明している。

 写真はハンバーグ。左から大根おろし、夏野菜のマリネ、トムヤムクンのソースで食べる。ソースは7種から選ぶことができる。
バーグ.JPG

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